アカコの備忘録。


by sarutasensei
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

無題。

 非常勤(@南大沢)の日。おとといのうちにつくったレジュメ、ガッコウのパソコンに入れたままプリントアウトを忘れていた。せめてドロップボックスに入れておけばよかったのだけれど。そのためだけに小雨の中をガッコウへ。せっかくなので大学生協で新刊を2冊。

●田中伸尚『ルポ 良心と義務-「日の丸・君が代」に抗う人びと』(岩波新書)
●和田春樹『北朝鮮現代史』(岩波新書)

 研究室でレジュメをプリントアウトし、ついでに学会関係のリマインダーメール。あとは連休明けに原稿が届くのを待つだけ、のはず。

f0091834_20235087.jpg●ジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき-郊外の危機に対応できるのはどのような政治か』(人文書院)

 部屋でサンドイッチを食べ、1時過ぎに八王子経由でクビ大に向かう。今日は頼和の小説論。帰りは稲田堤で京王から南武線に初めて乗り換えてみたのだけれど、事故のために大延着。おかげでドンズロを読み終えた。ずいぶん話題になっている本だけれど、翻訳はこれで大丈夫なのかしらん。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-26 20:27 | 読んだ本

無題。

 授業のない日。午前中は寝そべってドンズロの『都市が壊れるとき』を読む。昼前にガッコウ。午後は留学生の学習奨励費の面接。ほとんど休みなく20人以上の学生と面接をして順位をつける作業。精神的に大いに消耗。そのまま研究科に戻り、打ち合わせがおよそ5時半まで。学会関連のメールを一件処理して帰宅。なんでこんな些末なことに対応しなければならないのか、というメール。

 夕飯はリニューアルした小金井のbroom&bloomへ。う~ん、前の方がずっとよかった。もう、たぶん、ここには来ないと思う。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-25 21:42 | 筆記

無題。

 9時前に起床。今日は授業がないので、目覚ましをかけなくてもいい日。予習もあるし、小雨まじりのなか、昼前にガッコウへ。最近オープンしたパン屋で昼ご飯を調達するつもりが、月曜日休みとは。当てがはずれて西友の焼きそばとおにぎりという貧しい食事に。駅前の花屋でうーこの草を買ってから研究室着。

 午後は台湾学会のメールのやり取りと参加舎のリスト作り。こればかりをやっているとクサクサしてくるので、気分転換のためにも明日の中国語の予習を少々。受講生の名前をピンインに一括変換したり。あとは公開講座の概要を提出したり、科研費の審査委員のなんやかんやweb上で処理しなければならない作業を何件か。

 気がつけばもう5時半過ぎ。夕飯用にいんでぃ庵の野菜カレーをテイクアウト。デザートはマロニエのロールケーキ。食後、眠さを堪えつつ明日の共通ゼミ用の文献を読む。受講生が選んだ伊藤博文論なのだけど、アカコにはぜんぜん面白いと思えない。

 買った本。大学生協にて。伊藤博文などよりも、こっちを早く読みたかった。
●ジャック・ドンズロ『都市が壊れるとき』(人文書院)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-23 22:50 | 買った本

いちご餅。

 目覚ましをセットしなかったのに8時過ぎに起床。寝る前に読んでいた石井桃子の『幻の朱い実』(岩波書店)に、主人公たちが新鮮な鰹のぶつ切りを「ぎゅっとなるまでたべる」という場面があって、今日はなにがなんでも鰹を食べることを決意した朝。

 昼過ぎに車で東府中に向かう。目当てはさかもと菓子店の「いちご餅」。15個入りで900円。甲府の「月の雫」に似ているけれど、こちらは苺入りで賞味期限はたったの2日。季節ものだけど来月の下旬までは売っているとのことなので、あと一回は来るだろう。

 夕飯は計画通りに鰹のたたき。はしっこを一切れレンジで温め、うーこにおすそ分け。鰹好きのうーこは残さず食べた。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-21 22:05 | 筆記

無題。

 9時過ぎにガッコウへ。2限の一年生向け中国語。鼻母音の練習をやり、今回で発音終了。昔はもう少し発音に時間をかけていたような気もするけれど、年々体力も落ちるし、早めに切りあげてもいいように思う。昼ご飯はモス。3限はは再履修クラス。2限と同じテキストを使い進度も同じなのに、教室の雰囲気は重い。

 授業を終え、研究科の事務室に行ったところ、楽学から送ってもらった40㎏分の本が届いている。今回は『楊雲萍全集』が重たいのだな。とりあえず段ボールから本を取り出し、そのあたりの山に積むだけ。家に持ち帰りたい本はあるけれど、この週末は研究科の仕事で読まなければならない資料があるので、尉天驄の『回首我們的時代』だけを鞄に入れる。

 5限文献演習。『呉新栄日記』の1943年4月から7月までを読む。6時過ぎに終了、疲労困憊。夕食後、虎屋のういろを食べ、すぐに寝袋に入って2時間程「昼寝」。うーこが枕元にいたような気がするけれど、すぐに意識がなくなった。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-20 22:59 | 筆記

完全復活、ならず。

 木曜の夜、夕飯に食べた天麩羅蕎麦がこなれないなあと思っていたら、夜中から原因不明のひどい吐き気。金曜日は新年度早々休講にした。
 今日は吐き気はないものの、食欲もなし。昼過ぎに買い物がてら国分寺に出て、北口のうどんやに入ったけれども、三分の一ぐらいしか食べられなかった。

 買った本。
●友常勉『戦後部落解放運動史-永続革命の行方』(河出ブックス)
●水上滝太郎『銀座復興 他三篇』(岩波文庫)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-14 22:51 | 買った本

無題。

 目が覚めたら10時近く。昨日寝ようとしていたら、うーこに起こされたんだっけ。目覚ましをしたはずが、気がつかなかった。
 11時過ぎにガッコウへ。今日は郵便局に寄るので車で。プログラムの訂正文を印刷し、学会の封筒に詰めていく作業。同居人にも手伝ってもらい、3時過ぎにようやく完成。桜通りの郵便局で料金別納で発送してしまう。国内・海外あわせて10万円弱。そのままインター近くの南京亭で貧しい昼食。マロニエのケーキを買って、同居人を家に送り届けた後でガッコウに戻り、借りていた台車などを事務室に返却。

 明日から本格的に授業だというのに、今日もまた自分の仕事はまったくできなかった。クサクサした気分で家に帰ると、うーこのお出迎え。しばらくうーこと追いかけっこをして遊んだら、気が晴れた。

f0091834_1950030.jpg 読んだ本。
●中村隆之『フランス語圏カリブ海文学小史-ネグリチュードからクレオール性まで』(風響社)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-09 19:51 | 筆記

新宿へ。

 学会の用事で夕方新宿へ。せっかくなので早めに家を出、本屋をハシゴ。新南口の紀伊國屋と新宿御苑の模索舎へ。模索舎はほんとうに久しぶり。中山義秀の『少年死刑囚』は角川文庫をもっているけれど、池田浩士の長い解説がついているので。

●中山義秀『少年死刑囚』(インパクト出版会)
●森正蔵『解禁 昭和裏面史』(ちくま学芸文庫)
●パヴェーゼ『祭の夜』(岩波文庫)
●中村隆之『フランス語圏カリブ海文学小史-ネグリチュードからクレオール性まで』(風響社)

 桜通りの夜桜を眺めて帰宅。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-07 22:39 | 買った本

授業開始。

 今日から新年度の授業。今年度の夏学期、金曜日は3コマ。2限中国語、3限は再履修の中国語。5限は文献演習(『呉新栄日記』)。今日はガイダンスだけとはいえ、久しぶりの授業はやはり疲れる。それでも学会準備で消耗するよりは、こっちの方がずっといい。

f0091834_23491764.gif夜、舊香居で手に取り一目惚れした李志銘の『裝幀台灣-台灣現代書籍設計的誕生』(聯經出版)を眺める。至福の時間。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-06 23:45 | 筆記

無題。

 気がつけば10時過ぎ。寝たのが遅かったとはいえ、うーこが起こしてくれないと、これぐらいまでは普通に寝てしまう。金曜日からは授業なので、もう少し早く寝るようにしなければ。
 近所の郵便局でハガキを370枚購入。台湾学会の参加確認用。少し遠回りをして市立の中央図書館へ。引越しをしてからここが近くなった。陳若曦の自伝の日本語訳が新刊コーナーに入っているのを借りる。こんな本が出てるの、ぜんぜん知らなかった。国立飯店で昼食を食べ、ガッコウ着。
 午後はハガキの印刷作業。研究室のレーザープリンター、ハガキだと一度に5枚ぐらいしかセットできないため、ほとんどつきっきりで見ていなくてはならない。それよりもハガキが熱で反り返ってしまい、両面印刷ができないのには困った。事務室のコピー機でもうまくいかず、今日はとりあえず重たい本で熨しておくところで作業終了。
 続いてはプログラムの印刷。そのまえに駅前の文房具屋でA3の色上質紙を買って来る。500枚分を同じ色で揃えようとすると、薄い青しか在庫がなかった。これまで台湾学会って、封筒から何から緑色を使っていたような気がするけれど、青では良くなかったのかしらん。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-02 22:06 | 筆記

洪成潭と黄栄燦。

f0091834_2034057.jpg

 天気の良い春の日曜日。「洪成潭(ホン・ソンダム)5月版画展」を観るため練馬まで。電車とバスを乗り継ぐと、交通費だけでひとり1000円もするようなので、久しぶりに車で出かける。日差しも強く、サングラスをしないと目が痛くなるぐらい。桜はあと数日か。1時間弱で到着。入場料は500円。
 洪成潭の作品は新潟の美術館で観たことがあるけど、版画(左)は初めて。それほど広くはないスペースに、光州事件をテーマとした作品が50点。脈絡はないけれども、台北二二八紀念館に展示されている黄栄燦の版画(右)を思い出した。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-04-01 20:46 | 筆記

無題。

 昨日の夜、10時半頃に8泊9日の台湾出張から帰宅。身体は重たいけれども、出張の報告書などを片づけなければならないので、昼前にガッコウへ。冬物のコートでは少し汗ばむぐらいの陽気。もう3月も終わりだものな。久しぶりに大学生協をのぞいたら、面白そうな新刊が何冊も出ていた。今日買ったものは以下。

●徐京植『フクシマを歩いて-ディアスポラの眼から』(毎日新聞社)
●ベネディクト・アンダーソン『三つの旗のもとに-アナーキズムと反植民地主義的想像力』(NTT出版)
●ジュディス・バトラー『戦争の枠組-生はいつ嘆きうるものであるのか』(筑摩書房)
●外村大『朝鮮人強制連行』(岩波新書)

 研究室も暖かく、窓を開けて半日を過ごす。出張作業の次は、台湾学会のプログラムの最終チェック。月曜に印刷すれば、4日の発送に間に合うはず。そのほか細々した仕事をしているうちに、もう夕方。本など1ページも読めなかった。駅の北口のスーパーで買い物をして帰宅。台湾にいる間、ずっと中華だったので、口を変えたくてナポリタンをつくる。食後、うーこと遊んでから遅い「昼寝」。とにかく疲れがたまっている。それでも明日は台湾で買った本を手に取りたい。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-29 21:45 | 買った本

無題。

 曇りの日曜日。彼岸も近いというのに暖かくならない。昼過ぎからは雨も。明後日から台湾なので、キャットシッターに来てもらう。人見知りで、知らない人が来るとさっと隠れるうーこなのに、この人だと警戒はしても逃げようとはしない。30分ぐらいかかった打ち合わせの終わりには、しっぽをぴーんとたててすり寄ってくるぐらい。マタタビでもしのばせているのかしらん?ちなみにこのシッターのHPの「お客様の声」には、うちの子うーこも登場してる。

 籐の椅子でうとうとしながら金石範の『過去からの行進』を読み終わる。結末は予想外というか予想できないというか。続けて小田実の『オモニ太平記』を読み始める。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-18 20:55 | 筆記

無題。

 昼前にガッコウ。天気はいいけれど風が強くて寒い。東キャンパス、合格発表でもやっているのか、サークル勧誘の上級生が多い。学内を遠回りをして弁当屋に向かう途中、ひょいと出くわしたU先生に来年度のリレー講義を頼まれてしまう。
 午後は台湾学会関係のメールのやり取りで大いに消耗。さすがにこれで一日の仕事が終わるのは情けないので、『中国21』の論文をパラパラと読む。陳培豊さん、新しく論文集を出すって聞いたけれども、どうなっているのかしらん。

 夜は久しぶりに車で国分寺に。でめてるの夕飯も久しぶり。駅前の本屋で新刊本を1冊買った。
●野上元・福間良明『戦争社会学ブックガイド-現代世界を読み解く132冊』(創元社)

 リレー講義(「平和と文化」)のテーマにもふさわしい一冊。でもざっと見た感じ、植民地(と戦争)に関わるものは選ばれていないような。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-15 22:10 | 買った本

無題。

 昨日の夕方、民博の研究会から帰宅。寝不足が続いていたので、泥のように寝た。

 昨日の発表のおかげで、1937年8月に閩南語のレコード(文化歌劇など)が大量に発行されていたことを知る。この年の4月に新聞紙の漢文欄が「自主的」な廃止に追いやられていたというのに。『日本コロンビア外地録音ディスコグラフィー(台湾編)』をざっと見ても、39年7月までは周添旺作詞の流行歌がいくつも出ているし。台湾文学史でよく言われる「暗黒期」論は、漢文雑誌の読み直しとあわせて検討しなおさなければならないと思う。

 今日は昼過ぎまで寝転がってダラダラと本を読む。朴燦鎬の『韓国歌謡史』(晶文社)とか、金石範の『過去からの行進』(岩波書店)とか。午後、用事で出かける同居人にくっついて立川まで。晴れた日曜日なので人が多い。久しぶりにゆっくり本屋へ。とはいえ買ったのは3冊だけ。

●高山宏『夢十夜を十夜で』(はとり文庫)
●河出書房新社編集部編『歴史としての3・11』(河出書房新社)
●『POSSE 14-間違いだらけ?職場うつ対策の罠』(NPO法人POSSE)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-11 21:38 | 買った本

業務終了(のはず)。

 7時過ぎ、すぐ横で突っ伏して寝ているうーこのあまりのかわゆさで目が覚めた。昼前に家を出、コンビニ経由でガッコウに向かう。生協に注文していた本が届いたというので購入。

●金石範『過去からの行進(上・下)』(岩波書店)

 昼からは台湾学会の打ち合わせで2時間弱。来年度の公開講座の話も少々。部屋に戻って科研の手続きをwebで片づけたところで疲れがどっと出た。まだ教授会はあるにせよ、入試も終わったし、これで今年度の仕事は基本的に終了したのではないかしらん。そのわりには解放感がないのだけれど、何か重要なことをぼろっと忘れているのかもしれない。あとは今週末に民博の研究会で大阪に行くのと、月末の台湾ぐらいのはずなのだけれど。

 夜、中村和恵の『地上の飯』(平凡社)を読み始める。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-07 22:32 | 買った本

眠い日。

 気がつけば10時前。耳元で大声で鳴いたうーこに起こされた。昨日、夜更かししていたとはいえ、せっかくの日曜日なのに。それでもうーこが鳴かなかったら、まだ寝ていたはず。

 遅い朝食の後、最近買った寝袋に湯たんぽを仕込み、姜信子の本を読んでいたらまたもや眠くなる。寝たり起きたりを繰り返し、4時頃に自転車で買い物へ。まずはロージナで昔ふうナポリタン。その後、増田書店で文庫と雑誌。藤澤清造は、龜鳴屋の『藤澤清造貧困小説集』ぐらいしか読んでいないけれども、なかなか面白かったので。

●西村賢太編『藤澤清造短篇集』(新潮文庫)
●ドナルド・キーン『日本人の戦争-作家の日記を読む』(文春文庫)
●『現代思想-大震災は終わらない』(青土社)

 西友で買い物をし、富士見通りでコーヒーとパンを買って帰宅。まったくベンキョウもせず、ダラダラと過ごした一日。明日は博士課程の面接なので寝坊はできない。
 
 読み終わった本。テーマは「漂泊」。
 f0091834_2240875.jpg●姜信子『追放の高麗人-天然の美と百年の記憶』(石風社)

 記憶を語り、聞くということについて、印象的な箇所をメモ。
 思うに、記憶を語る人びとというのは、過去の出来事をただ過去のこととして語っているのではありません。これまでとは違う未来へと足をふみだすために、今ここで語りおくべき物語として、記憶は語り出されている。そして、語り出されるその記憶に耳を傾けるということは、聞き手によっては、単に語り手の過去の思い出を受け取るということにとどまるものではない。「聞く」とは、今、ここから、語り手とともに未来に向かって足を踏み出そうという身構えでもあります。裏を返せば、その身構えなしには、「聞く」べきではない。そう、記憶を語り、聞くことで、語り手と聞き手は未来に対する共犯関係を取り結んでいるのです。抜き差しならぬ関係。その自覚と覚悟なしには、踏み込むべきではない関係。(p.94)

[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-04 22:53 | 読んだ本
 暖かい土曜日。南武線と京王線を乗り継いで駒場へ。「コリアン・ディアスポラの記憶を手繰る-『犠牲の状況』を超えて」を聞きに行く。明大前から井の頭線に乗り換えたのだけれど、本を読んでいるうちに終点の渋谷まで行ってしまった。読んでた本は ↓ 。まさかその直後にシンポの会場で、著者に再会するとは思いもしなかった。

f0091834_11537.jpg●姜信子『今日、私は出発する-ハンセン病と結び合う旅・異郷の生』(解放出版社)

 印象的な箇所をメモ。
(前略)私はね、ハンセン病になったからこそ、愛生園に収容されたからこそ、つくづくと朝鮮人である自分を意識したのよ、骨身に染みて差別というものを知ったのよ、ハンセン病療養所の朝鮮人だったからこそ、ハンセン病が植民地の病であることにも気づかされたのよ。
 なるほど、敗戦によって植民地の民であることをうやむやに取り消された青年泰九は、戦前も戦後も変わることなく〈非-国民〉が囲い込まれて生きる〈非-日本〉であったハンセン病療養所(国内植民地といってもよい)で、ようやく自身の病の本質に触れたのですね、日本という国が病み、日本人が病み、沖縄人も病み、朝鮮人である自身も病んだ、目にも明らかなハンセン病のそこに潜む、目に見えぬ病。植民地という病。(中略)

 植民地という近代空間は何かを切り捨て、何かを見えないようにすることで成り立つ。そんな詩人の気づきがここにはあります。植民地を産み出した日本の近代とは、「ライ」を、「朝鮮」を、弱いもの遅れたものを切り捨てることで形作られたと、植民者の息子である詩人は深く恥じ入ります。植民地という現象を近代の病としてとらえ返す詩人は、それを象徴的に「非ライを病む」と言います。(pp.158-160)
 
 この「詩人」とは、村松武司のこと。村松の(『海のタリョン-村松武司著作集』、皓星社)は先月ヤフオクで落札したばかり。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-03 23:53 | 読んだ本

無題。

 大雪の翌日。スーパーでお好み焼きを買い、ガッコウへ。午後は見知らぬ院生の博士論文の執筆計画書にコメントをつける作業。おもしろいテーマだけれど、アカコよりも適任者はいるだろうに。
 事務室に提出した時にはもう5時を過ぎている。そそくさと退出。車で久しぶりに立川へ。インドカレーを食べ、あれこれ買い物をして帰宅したのが8時過ぎ。

 Amazonに注文していた本が届く。「教科書に書かれなかった戦争」シリーズ、こんなにコンパクトになったんだ。

●長谷川潮『少女たちへのプロパガンダ-『少女倶楽部』とアジア太平洋戦争』(梨の木舎)

 月末の台湾でのシンポジウムの日程が公開されている。知り合いの名前がぽつぽつと。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-03-01 22:08 | 買った本

風邪。

 8時起床。午前中だけでも採点の続きに行くつもりだったのに、どうにもやる気が出ず。昼過ぎに家を出て、日大の「東アジアにおける映画と弁士」という合同研究会に参加。植民地期の朝鮮弁士についての報告が面白かった。終了後、吉祥寺で夕飯を食べ、ジュンク堂で探していた本を購入。

●丸浜江里子『原水禁署名運動の誕生-東京・杉並の住民パワーと水脈』(凱風社)

 2・3日前から鼻がぐすぐすしてノドの具合もおかしいと思っていたら、やっぱり風邪を引いたみたい。早めに葛根湯を飲んでおけばよかった。明日は嫌でも採点に行かなければ。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-27 22:20 | 買った本

採点開始。

 9時過ぎに起床。午後から前期日程の採点。天気予報では雨ということだったけれども、もう上がっている。12時前に自転車でシュッキン。大学生協に注文していた本が品切れで入手不可、という連絡があったので、駅近くの本屋に寄ってみるけれども、ここにも在庫なし。ジュンク堂吉祥寺店には置いているようなので、今度行った時には忘れずに手に取ってみなければ。新刊の文庫と新書を2冊ずつ買う。

●パヴェーゼ『流刑』(岩波文庫)
●ジャン・ジオノ『丘』(岩波文庫)
●成田龍一『近現代日本史と歴史学-書き替えられてきた過去』(中公新書)
●ギー・ペルヴィユ『アルジェリア戦争-フランスの植民地支配と民族の解放』(文庫クセジュ)

 午後はひたすら採点採点。6時近くまで粘って、ようやくひとつの学部分を終える。残るは3学部。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-25 21:54 | 買った本

『絞死刑』。

 久しぶりに暖かい一日。昼前にガッコウ。今朝の台灣研究平台通訊で、『臺灣文獻』の最新号についての紹介があり、別冊に「昭和10年震災公館庄殉難者記念碑」和「詹德坤墓碑」:苗栗縣公館鄉大坑村拓碑後記」という文章が掲載されているのを知る。もちろん「君が代少年」のオハナシ。

f0091834_2241544.jpg●大島渚『絞死刑』

 なんかオベンキョする気が起こらず、ガッコウで借りたDVDを観た。1968年に公開されたもの。刑場に掲げられた巨大な日の丸がなんとも不気味。「R(李珍宇)」を演じた尹隆道って、晩聲社の社長だったのか。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-24 22:28 | 見た映画(など)

無題。

 目が覚めたら10時過ぎだった。昨日、渋谷に木村栄文のドキュメンタリーを見に行ってずいぶん疲れたから。昼前に郵便局経由でガッコウへ。『みすず』の読書アンケートで、道場親信が挙げていた『サークル誌の時代-労働者の文学運動 一九五〇-六〇年代福岡』(福岡市文学館)を注文するため。同じ文学館が出していた大西巨人の図録もあわせて注文。

 土曜日にシンポジウムも終わってやれやれと思っていたのに、次は台湾学会か。あちこちにメールを書いているうちに、もう夕方。このまま帰るのは癪なので、橋本さんの本を少しでも読み進めようとかじりつく。6時前に退散。駅北口のスーパーで買い物をして帰宅。夕飯は昨日買っておいた吉祥寺の篭蔵餃子とエチゴビールのスタウト
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-21 21:05 | 筆記

無題。

 昨日の夜、家に帰ったのが遅かったので、目覚ましをかけずに寝た。9時過ぎに起床。ゆるゆると朝ご飯を食べ、昼前にガッコウへ。明日のシンポジウムの準備の一日。報告レジュメなどを印刷したあとは会場設営。夕方、台湾から到着した発表者を迎えに駅に行き、そのまま宿舎に送り届ける。駅前のロージナで歓迎の夕食会。終わって外に出ると、霙まじりの小雨が降っている。夜中に雪も降るようだけど、積もったら困るな。

 橋本恭子さんから本をいただく。
●橋本恭子『『華麗島文学志』とその時代-比較文学者島田謹二の台湾体験』(三元社)

 博士論文に手を加えた超大作。『日本台湾学会報』に掲載された論文は別として、未読のものも多い。前期入試の採点に忙殺される前に読むつもり。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-17 21:42 | 筆記

無題。

 最高気温が10℃を超えると暖かく感じられるけど、これで平年並みなんだとか。晴れてはいないけれども雨も降らないというので、自転車でガッコウへ。シンポジウムの事務手続きを少々。謝金とは別に支払う日当のことを忘れてた。日当って「日津貼」(rìjīntiē)っていうのか。例文、「因公出差时发给旅费和日津贴。公用で出張すると旅費と日当が出る」。日中辞典には「日薪」っていう単語も載っていたけれど、この場合これは使わないよね。

 お昼は駅前にぶらぶら歩いてロージナへ。その手前の本屋で新刊の文庫と新書を1冊ずつ。
●外岡秀俊『震災と原発 国家の過ち-文学で読み解く「3・11」』(朝日新書)
●ドストエフスキー『悪霊 別巻 「スタヴローギンの告白」異稿』(光文社古典新訳文庫)

 アカコにとって外岡秀俊といえば『みすず』の連載「傍観者からの手紙」と、学生時代に読んだ『北帰行』の人。河出文庫の『北帰行』に載ってた写真のイメージしかなかったのだけれど、あれは20代のものだったのかしらん。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-15 21:59 | 買った本

ワジワジムカムカ。

 修士の春入試。寝過ごすのではないかと心配したせいか、目覚ましよりも早く起きてしまう。寝不足の頭でガッコウへ。試験の合間に読み進めようとシンポジウムの論文を持って行ったけれどもその気にならず。『古事記』の概説書を眺めて過ごす。

 判定会議も6時には終わり、そそくさと帰宅。6時半の『龍神マブヤー』に間に合った。沖縄にいた頃も何度か見た程度なので、ずいぶん久しぶり。マジムンのうちなー口が懐かしい。でも「ワジワジ」というセリフには「ムカムカ」という字幕をつけるのか。るー大時代の知人がこんな文章を書いているのを発見。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-11 22:00 | 筆記

疲労蓄積。

 朝10時にガッコウ。前期入試の最終校正。研究室で最後の修士論文を読み終わる。昼過ぎに近所の弁当屋に昼ご飯の買い出し。2時半から台湾学会の打ち合わせ。当日のプログラムなどを決めてしまう。3時からは中国語の部会。5時半まで。マーキュリーに移動して非常勤講師との懇親会。疲れて帰宅。夕飯は谷保の国立飯店へ。完全禁煙の日本風中華。カレーやらオムライスまで。注文した炒飯が脂っこくなくて美味しかった。

 明日は修士の春入試で休日出勤。ここんとこ土曜日はずっと休みがない。来週は大衆文学のシンポ、再来週は前期日程とその採点が一週間ほど、一週おいて民博の研究会か。この時期、入試のために読まなければならない論文が多くて、なおさら消耗感が強いのだと思う。

 買った本。朝鮮ものはAMP、ハンセン病のは大学生協で。
●朴燦鎬『韓国歌謡史 1895-1945』(晶文社)
●森彰英『演歌の海峡-朝鮮半島をはさんだドキュメント演歌史』(少年社)
●新井裕樹『隔離の文学-ハンセン病療養所の自己表現史』(書誌アルス)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-10 22:10 | 買った本

無題。

 朝、大雨。雨靴を履いてガッコウへ。こんな天気ではお昼を食べに行くどころではないので、大学生協でサンドイッチを仕入れておく。修士論文を1本読み、残るはあと1本。最後まで残しておいた論文は、アカコに割り当てられたもののうち、一番関心のあるテーマなのだけれど、2本半分ぐらいの長さがある。

 午後の打ち合わせには時間があるので、机の上を大掃除に着手。今年の授業で使ったレジュメや、もう使わない書類をごっそりと処分したら、ずいぶんすっきりした。掃除ついでに30年分近くたまった『中国現代文学研究叢刊』のバックナンバーも紐で括ってしまう。今のガッコウ、図書館に入っているので、狭い研究室に備えておく必要もなかろう。

 3時から小一時間の仕事を終え、早めに出、駅前の本屋で買い物。引っ越してからは家とは反対方向になったので、ずいぶん久しぶり。

 買った本。
●ミハイル・A・ブルガーコフ『犬の心臓』(河出書房新社)
●ドナルド・キーン『日本文学史 近代・現代篇 四』(中公文庫)
●坂本勝『はじめての日本神話-『古事記』を読みとく』(ちくまプリマ-新書)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-07 20:45 | 買った本

授業終了。

 2限目は中国語の期末テスト。3人欠席していたけれど、追試験になるのかしらん。午後はずうっとテストの採点。眠いこともあって集中力が続かない。採点を終え、最終的な成績判定までもっていったのが夕方の6時。急いで送別会の会場に向かう。8時過ぎに帰宅。
 
 明日は横国のシンポジウムがあるので早起きしなくては。移動だけでも1時間半もかかる。濱田隼雄の小説ぐらい目を通しておきたかったけれど、今日はもう眠くてもうだめ。

 届いた雑誌。これは定期購読もの。この号は彦坂諦が寄稿しているのか。
●反天皇制運動連絡会『季刊 運動〈経験〉34 特集:原発ファシズムを抱きしめた天皇制』(軌跡社)
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-03 22:16 | 筆記

無題。

 月曜日の朝、8時半に引越スタート。2トントラックで2往復のはずが、荷物が入りきらずに結局は3往復。その日の午後のM老師の最終講義には、15分遅刻で滑り込んだ。今日になってようやく無線LANが使えるように。まだ開けなければならない段ボールの山だらけだけど、なんとか最低限の仕事ができるまでは片づいた感じ。

 昼前にガッコウ。自転車で6分だから、前の家より少し近くなったかしらん。金曜日の中国語のテスト問題を作り始めたけれど、朝早く起きたせいか眠くてたまらず。4時半には引きあげる。夜、寒い中を谷保の増本まで。豚の生姜焼き定食。
[PR]
# by sarutasensei | 2012-02-01 20:56 | 筆記