アカコの備忘録。


by sarutasensei
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ぼちぼちと。

 台湾行きの準備をぼちぼち。行くのは明後日(28日)だけど、朝早くトランクを引きずって公共交通機関で移動するのが大変そうなので、明日の夜、空港近くのホテルに泊まることにした。20泊までなら駐車料金もかからないというので、ナビに頼って車で。
 図書館で探す資料のリストは作成済み。夏休み期間なので、台湾大学図書館の開館時間が短いんだよなあ。
 滞在中に観たい映画は、『父後七日』ぐらいか?本屋の方は、28日に楽学が開いてないのが痛い。政大書城も、よく行っていた師大路店が10月いっぱいで閉店とは。

 買った本。「日本の古本屋」経由で。これは力作。
●矢富巖夫編『火野葦平著作目録』(創言社)
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by sarutasensei | 2010-08-26 22:07 | 筆記

河童本を読む/買う。

f0091834_1959326.jpg●火野葦平『糞尿譚/河童曼荼羅(抄)』(講談社文芸文庫)

 今日も暑く、火野葦平の小説を読んで過ごす。芥川賞受賞作「糞尿譚」は、山田稔の『スカトロジア』で知ってはいたけれど、海南島論文で火野を使うのではなかったら、きっと読まないままになっていたはず。「河童曼荼羅」もおもしろかった。抄録でないものだと、古書価で8000円もするのか。

 「日本の古本屋」経由で火野葦平を1冊。これは1940年に出たもの。
●火野葦平『河童昇天』(改造社)
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by sarutasensei | 2010-08-24 20:03 | 筆記

よりみち。

 目が覚めたら10時を過ぎてた。いくら休日とはいえ、これは寝過ぎ。ぼんやりしてても仕方がないので、海南島論文のためのパソコン作業を夕方まで。日本軍の占領地では「淫売屋」が跋扈していることが、戦時期にも関わらずフツーに語られていたのね。

f0091834_21175337.jpg 立岩真也の新刊を読了。中高生むけのシリーズのようだけど、大人が読まないのはもったいない。いつも通り「ぐねぐね」した文体。
●立岩真也『人間の条件-そんなものない』(よりみちパン!セ)


 夕飯は小金井のbroom & bloomで。国分寺のでめてるより美味しいと思う。ご飯が炊けるのに時間がかかるというので、それまで近所の古本屋へ。アップダイクの訳者は鮎川信夫。
●『アプダイク作品集』(荒地出版社)
●横関英一『江戸の坂 東京の坂』(中公文庫)
●田中純一郎『活動写真がやってきた』(中公文庫)
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by sarutasensei | 2010-08-22 21:33 | 筆記

雷雨。

 amazonで2冊、もう1冊は「日本の古本屋」経由で。
●福島菊次郎『ヒロシマの嘘-写らなかった戦後 』(現代人文社)
●福島菊次郎『菊次郎の海-写らなかった戦後 2 』(現代人文社)
●鶴島正男『襤褸の人-評伝・火野葦平』(裏山書房)

 ようやくレポートの採点終了。マークシートに記入し、教務課に行こうかと思ったら雷雨。明後日までに提出すればいいので。

 日本軍占領後、2ヶ月たった海南島のスケッチ。火野葦平がここに来たのはもう少し早い。
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by sarutasensei | 2010-08-18 19:47 | 買った本

収穫。

 あんまり暑いので、研究室にたどり着いたらもう外に出たくなくなる今日この頃。とはいえ夏休み期間なので図書館は5時に閉まってしまうし、明日と明後日は休館だとか。やむなく3時を過ぎても36℃以上の猛暑の中、通りの向こうの図書館へ。
 今日の目当ては『改造』に発表された火野葦平の小説。目的の小説をさくっとコピーした後、せっかくここまで来たのだからと、雑誌をぱらぱらめくっていたら、とんでもなくおもしろい記事を発見。ぜんぜん知らなかったもの、これ。準備中の海南島論文でぜったい使える。こういう僥倖があるから、暑かろうがなんだろうが図書館には足を運ばなければならないってことですね。

 ampで本が1冊。
●田中艸太郎『火野葦平論』(五月書房)
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by sarutasensei | 2010-08-17 21:59 | 筆記

メモ。

 買った本。

●福島菊次郎『殺すな、殺されるな-写らなかった戦後 3 』(現代人文社)
●茨木のり子『茨木のり子集 言の葉 1 』(ちくま文庫)
●カレル・チャペック『絶対製造工場』(平凡社ライブラリー)
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by sarutasensei | 2010-08-16 23:59 | 買った本

無題。

 ようやく台湾行きの準備を開始。那覇空港発の便はチャイナしかないので選択の余地すらなかったのだけれど、成田からだといろいろあって。ま、選べるのは良いことかもしれないけれど、それにしても成田空港遠すぎ。かさばるトランクを引きずって電車を乗り換えるなんて、考えるだけでゲンナリしてしまう。首里からタクシーで30分、飛行時間も一時間強って、今から思えば超ラクだったな。

f0091834_1921887.jpg 暑さがぶり返してきたので、ほとんど外出せず、家のなかで本を読んで過ごす。井上光晴の『地の群れ』(河出文庫)を読んだあとは李正子の『鳳仙花のうた』(影書房)にとりかかる。こっちはまだ半分ぐらいだけど、こんな印象的な短歌があった。

誰が為に征きて還らず鮮人の兵に国なく慰めもなく
海か野か果てて還らぬ鮮人の兵よ哀しき記念日もなく(p.48)

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by sarutasensei | 2010-08-15 19:23 | 筆記

暑っつい書庫にて。

 昼前、学内某所の書庫で海南島関係の資料探し。事前に目星をつけていたのは一冊だけだったのに、あるわあるわ戦前の本。台湾総督府のパンフなども。
 それにしてもここの書庫、貴重な資料を保管しているのに、空調まったくなし。もう少し粘っていたかったけれども、流れる汗に勝てず早々に退散。秋になったらまた来よ。

 別のとこで借りてきた『日本人の海外活動に関する歴史的調査 海南島篇』(大蔵省管理局)を、涼しい研究室で眺めていたら、「結論(海南島に於ける日本占領地行政及産業開発の中国民衆に与へたる影響に就いて)」の奇妙な一節を発見。
 之等の行政施策の成績は中には、十分でなかつたものもあるが大体には戦争中日本軍の占領した地域に対する短期間の行政としては、極めて上成績を収めたるものと認め得るであらう。何故なれば海南島全体の行政に関してはその自主性が失はれ、通商貿易の自由は認められず、教育の自由が束縛されてゐた等民族として重要なる事項に於て失権し、名誉を失つてゐたとも考へらるるに係はらず、一般民衆並に相当の識者階級に於て、日本軍の占領地行政に対して、表面上謳歌賛美するものはないが、又表面的にも内面的にも反抗するものも殆ど無かつたと云ふ事実は占領地七箇年の行政成績は島民に取つて必らずしも不満足なものではなかつたと云ふことを証明し得るであらう。(p.212)
 戦後まもない時期に書かれたこの文書、海南島「一般民衆並に相当の識者階級」の「内面」を根拠として「占領地七箇年の行政成績」を自画自賛するなんて、なかなかできることではありませんよ。

 影書房の本が2冊届いた。どちらもampで頼んだもの。
●金泰生『旅人伝説』(影書房)
●李正子『鳳仙花のうた』(影書房)
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by sarutasensei | 2010-08-13 20:24 | 筆記

再開。

 帰省中、さぼりまくっていた海南島論文のオベンキョ再開。とっくに読んでおかなければならない火野葦平の『海南島記』(改造社)をようやく読んだ。
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 1939年2月の海南島占領に同行した火野は、プロパガンダ中国語新聞『海南迅報』の発行についても言及している。同紙には文芸欄もあり、詩や小説や戯曲も掲載されたらしいけど詳細は不明。新華網によれば、日本語紙『海南新聞』も出ていたんだそうな。

 それにしても火野の本に収録されている伝単に付された日本語のルビがなかなか味わい深い。もともとは海南島の人たちに向けたビラなのだから、ルビは日本の読者向けなのだろうけれど。例えば軍票についての「佈告」はこんなの。
日本陸軍(につぽんりくぐん) 占拠本地(せんきよすほんちを) 日軍所使(にちぐんのつかふ) 軍用手票(ぐんようしゆへうは) 的確日本(まさしくにつぽん) 政府発行(せいふのはつこう) 故此永遠(だからえいえん) 信用絶大(しんようぜつだい) 不得跌價(さがるわけなく) 不准折扣(わりびきゆるさず) (後略) (p.59)
 なんだとさ。「しんようぜつだい さがるわけなく」って、それどころか紙切れになったわけだし。
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by sarutasensei | 2010-08-10 20:55 | 読んだ本

米菓大量購入。

 夕方、帰省先から帰宅。高速は思った通りぜんぜん混まなかったけれども、休憩をはさんで5時間近くの運転はさすがに疲れた。遅い昼寝の後、夕飯は自転車でいんでぃ庵に。

 今回のおみやげは、近所のスーパーで買った大量の米菓。有名メーカーの商品でも、地元にしかないものがたくさんあるものなのだなあ。

 実家の本棚から井上光晴、李恢成、森崎和江、アラン・シリトー、江口朴郎、朴壽南などを小さな段ボール一箱分抜いてくる。この夏休みは、せんべい片手に暑苦しい小説を再読することになりそう。
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by sarutasensei | 2010-08-09 23:14 | 筆記