精読と空想。
2007年 09月 23日
●亀山郁夫『『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する』(光文社新書)
※「鞭身派」と「去勢派」など、同じ著者の「解題」では充分には満たされなかった点が、けっこうすっきり理解できた。
タイトルにもあるように、けっきょくは亀山の「空想」でしかないのかもしれないけれど、それを支える精読が説得的。『悪霊』の翻訳が待ち遠しい。
※「鞭身派」と「去勢派」など、同じ著者の「解題」では充分には満たされなかった点が、けっこうすっきり理解できた。
タイトルにもあるように、けっきょくは亀山の「空想」でしかないのかもしれないけれど、それを支える精読が説得的。『悪霊』の翻訳が待ち遠しい。
by sarutasensei
| 2007-09-23 22:01
| 読んだ本