首を長くして待っていた本。
2007年 01月 30日
●エメ・セゼール他『テンペスト』(インスクリプト)
※どこでだったかは思い出せないけれど、本橋哲也がこの本について言及している文章を読んでから、翻訳が出るのをずうっと待っていた。
先日、たまたま図書館で眺めていた『論座』に、版元であるインスクリプトの紹介記事が載っていて、この本の刊行を知ったという次第。即刻amazonで購入。
出版社のHPによれば、
※どこでだったかは思い出せないけれど、本橋哲也がこの本について言及している文章を読んでから、翻訳が出るのをずうっと待っていた。
先日、たまたま図書館で眺めていた『論座』に、版元であるインスクリプトの紹介記事が載っていて、この本の刊行を知ったという次第。即刻amazonで購入。
出版社のHPによれば、
ルナンをはじめ、さまざまな改作が行われたシェイクスピアの「テンペスト」。本書は、改作中最も重要と目されるセゼール「テンペスト」の本邦初訳とシェイクスピア「テンペスト」の新訳、さらに「さまざまなテンペスト」の軌跡を辿るニクソンの批評とフェミニズム的植民地主義批判を代表するルーンバの批評を併せて収録。黒人の抵抗を激しく主張するセゼールの作品をはじめ、本書収録作品は、グローバル化した暴力と地政的な格差をあらわにする現代のポストコロニアル状況を参照する際の必読文献である。さっそく、今晩から読み始めようっと。楽しみ楽しみ。
by sarutasensei
| 2007-01-30 20:19
| 買った本