アカコの備忘録。


by sarutasensei
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コロニアル・モダニティの象徴としてのチマ・チョゴリ

f0091834_23401278.jpg●韓東賢『チマ・チョゴリ制服の民族誌』(双風社)
●永嶺重敏『怪盗ジゴマと活動写真の時代』(新潮新書)

※前者は修士論文をベースに単行本化したもの。1960年代初頭に、朝鮮学校でチマ・チョゴリが制服化されていく過程を、帰国運動などと関連づけて論じている。チマ・チョゴリは、朝鮮民族の「伝統」として理解されていたけれど、実は1920年代の植民地期に「近代化」の象徴として選択されたものであるらしい。そのほかにもいろいろな発見のある、読みごたえのある一冊。

 後者は、新書版ならではの手軽さといえばそうかもしれないけれど、つっこみ不足の感がぬぐえない。同じ著者の、『雑誌と読者の近代』とか『モダン都市の読書空間』の方が、ずっとおもしろかった。
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by sarutasensei | 2006-06-27 23:48 | 読んだ本