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アカコの備忘録。


by sarutasensei
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無題。

 9時10分起床。8時に目覚ましをセットしたのに二度寝してしまった。慌ててパンを食べガッコウへ。修士入試の採点部屋を10時に開けることになっていて鍵を預かっているのに、危うく寝過ごすところだった。5分前に到着。割りあてられた答案の採点を片づけてしまえば、あとはすることもなく本を読んで時間が過ぎるのを待つだけ。鞄に入れておいた竹内実の『日本人にとっての中国像』を読み返す。冬学期は満洲のことを話すので。
 1時半に次の当番と交代。スーパーでお好み焼きを買って帰宅。食後、眠気がひどく、2時間ぐらい寝てしまう。夕方は吉見義明の『草の根のファシズム』を四半世紀ぶりに再読。従軍日記に描かれた中国戦線での徴発ぶりは、富士正晴の小説を思い起こさせる。何度も引用されている司法局の『思想月報』は図書館にあるので、いつかチェックしておかないと。夜、井伏鱒二の「遙拝隊長」を読む。
# by sarutasensei | 2013-09-22 20:48 | 筆記

「大民王朝」。

 7時半起床。今日は食卓にパソコンを持ってきて金関論に取りかかる、ここならうーこが鳴いても階段を下りなくてすむし。2008年の名古屋シンポジウムに提出した20000字のものと、研文出版の論文集用に17000字に圧縮したものを突き合わせ、最終バージョンとする仕事。金関論文は、この指紋論とパスポート/贋日本人論の二章立てなので、できるだけ論述が重ならないようにしなければならないのが面倒。昼過ぎ、夕飯の買い物がてら、北口のひよこ豆で昼ご飯。午後もダラダラと作業の続き。夕飯の時、NHKをつけると不快な顔ばかり出てくるので、中天晩間新聞で王金平が国民党を除籍されたというニュースを見る。王を支持する連勝文が「現在不是大明王朝」と発言していたけれど、字幕にはしばらくの間「大民王朝」と表示されていた。「大民王朝」って意味不明だよね。
# by sarutasensei | 2013-09-11 22:12 | 筆記

指紋と司法的同一性。

 7時半起床。寝そべったまま新聞を読み、置いていかれたうーこの相手。午後から会議なので午前中に橋下一経の『指紋論』を読んでしまう。2008年に書いた金関丈夫論に手を入れるので、前から気になっていたこの本だけでも目を通しておこうと。読んだ限りでは、この単行本で書かれていることを論文に組み込む必要はなさそう。指紋と司法的同一性に関しては、渡辺公三の『司法的同一性の誕生』の方がずっと魅力的。

指紋と司法的同一性。_f0091834_21553153.jpg●橋下一経『指紋論-心霊主義から生体認証まで』(青土社)

 鳴いてばかりのうーこを2階におびき寄せ、窓辺の段ボールに誘導。寝たのを見計らって12時半過ぎに家を出、図書館へ。国籍法関係の古い本とクレオール文学について何冊か借りる。1時半から教授会。2時間ぐらいかかったかしらん。部屋を片付け、研究費で買った本を抱えて4時に帰宅。1階の段ボールから、うーこがきっとした目で睨んでる。
# by sarutasensei | 2013-09-10 21:59 | 読んだ本

無題。

 目が覚めたら9時過ぎ。朝昼兼用の食事の後、国籍/戸籍についてのオベンキョの続き。金関論を書き直すので、国籍と指紋に関する新しい研究には目を通しておかないと。4時前にキノ・キュッヘへ『マルチニックの少年』を観に行く。『カリブ-世界論』を読み終わったばかりで著者本人の解説付き。懇親会には参加せず、ソウル家で夕飯を食べ、帰宅。セゼールの『クリストフ王の悲劇』が届いた。
# by sarutasensei | 2013-09-08 22:34 | 見た映画(など)

無題。

 目が覚めたら10時半。目覚ましをセットしなかったとはいえ、ちょっと寝過ぎ。うーこも起こしてくれればいいのに。まだ頭がぼんやりしているので、昨日から読み出した『銀幕のなかの死刑』を読むところから。期待通りに池田浩士が一番面白かった。午後は2階のオベンキョ部屋で論文の最終段階。なんとか書き終える。本当は8月中までに終わるべき作業だったので、一日遅れた。明日からは金関丈夫論の手直しに入る。こちらは1週間ぐらいで目処をつけたい。
 今日の分のオベンキョは終わったので、次に読む本にかかる。前から楽しみにしていた中村隆之の『カリブ-世界論』(人文書院)。
 買い物にも出かけなかったので、今日も外食。出かけようとした時に、ざっと短い時間雨が降った。
# by sarutasensei | 2013-09-01 22:14 | 筆記