アカコの備忘録。


by sarutasensei
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無題。

 昨日の夜、10時半頃に8泊9日の台湾出張から帰宅。身体は重たいけれども、出張の報告書などを片づけなければならないので、昼前にガッコウへ。冬物のコートでは少し汗ばむぐらいの陽気。もう3月も終わりだものな。久しぶりに大学生協をのぞいたら、面白そうな新刊が何冊も出ていた。今日買ったものは以下。

●徐京植『フクシマを歩いて-ディアスポラの眼から』(毎日新聞社)
●ベネディクト・アンダーソン『三つの旗のもとに-アナーキズムと反植民地主義的想像力』(NTT出版)
●ジュディス・バトラー『戦争の枠組-生はいつ嘆きうるものであるのか』(筑摩書房)
●外村大『朝鮮人強制連行』(岩波新書)

 研究室も暖かく、窓を開けて半日を過ごす。出張作業の次は、台湾学会のプログラムの最終チェック。月曜に印刷すれば、4日の発送に間に合うはず。そのほか細々した仕事をしているうちに、もう夕方。本など1ページも読めなかった。駅の北口のスーパーで買い物をして帰宅。台湾にいる間、ずっと中華だったので、口を変えたくてナポリタンをつくる。食後、うーこと遊んでから遅い「昼寝」。とにかく疲れがたまっている。それでも明日は台湾で買った本を手に取りたい。
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by sarutasensei | 2012-03-29 21:45 | 買った本

無題。

 曇りの日曜日。彼岸も近いというのに暖かくならない。昼過ぎからは雨も。明後日から台湾なので、キャットシッターに来てもらう。人見知りで、知らない人が来るとさっと隠れるうーこなのに、この人だと警戒はしても逃げようとはしない。30分ぐらいかかった打ち合わせの終わりには、しっぽをぴーんとたててすり寄ってくるぐらい。マタタビでもしのばせているのかしらん?ちなみにこのシッターのHPの「お客様の声」には、うちの子うーこも登場してる。

 籐の椅子でうとうとしながら金石範の『過去からの行進』を読み終わる。結末は予想外というか予想できないというか。続けて小田実の『オモニ太平記』を読み始める。
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by sarutasensei | 2012-03-18 20:55 | 筆記

無題。

 昼前にガッコウ。天気はいいけれど風が強くて寒い。東キャンパス、合格発表でもやっているのか、サークル勧誘の上級生が多い。学内を遠回りをして弁当屋に向かう途中、ひょいと出くわしたU先生に来年度のリレー講義を頼まれてしまう。
 午後は台湾学会関係のメールのやり取りで大いに消耗。さすがにこれで一日の仕事が終わるのは情けないので、『中国21』の論文をパラパラと読む。陳培豊さん、新しく論文集を出すって聞いたけれども、どうなっているのかしらん。

 夜は久しぶりに車で国分寺に。でめてるの夕飯も久しぶり。駅前の本屋で新刊本を1冊買った。
●野上元・福間良明『戦争社会学ブックガイド-現代世界を読み解く132冊』(創元社)

 リレー講義(「平和と文化」)のテーマにもふさわしい一冊。でもざっと見た感じ、植民地(と戦争)に関わるものは選ばれていないような。
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by sarutasensei | 2012-03-15 22:10 | 買った本

無題。

 昨日の夕方、民博の研究会から帰宅。寝不足が続いていたので、泥のように寝た。

 昨日の発表のおかげで、1937年8月に閩南語のレコード(文化歌劇など)が大量に発行されていたことを知る。この年の4月に新聞紙の漢文欄が「自主的」な廃止に追いやられていたというのに。『日本コロンビア外地録音ディスコグラフィー(台湾編)』をざっと見ても、39年7月までは周添旺作詞の流行歌がいくつも出ているし。台湾文学史でよく言われる「暗黒期」論は、漢文雑誌の読み直しとあわせて検討しなおさなければならないと思う。

 今日は昼過ぎまで寝転がってダラダラと本を読む。朴燦鎬の『韓国歌謡史』(晶文社)とか、金石範の『過去からの行進』(岩波書店)とか。午後、用事で出かける同居人にくっついて立川まで。晴れた日曜日なので人が多い。久しぶりにゆっくり本屋へ。とはいえ買ったのは3冊だけ。

●高山宏『夢十夜を十夜で』(はとり文庫)
●河出書房新社編集部編『歴史としての3・11』(河出書房新社)
●『POSSE 14-間違いだらけ?職場うつ対策の罠』(NPO法人POSSE)
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by sarutasensei | 2012-03-11 21:38 | 買った本

業務終了(のはず)。

 7時過ぎ、すぐ横で突っ伏して寝ているうーこのあまりのかわゆさで目が覚めた。昼前に家を出、コンビニ経由でガッコウに向かう。生協に注文していた本が届いたというので購入。

●金石範『過去からの行進(上・下)』(岩波書店)

 昼からは台湾学会の打ち合わせで2時間弱。来年度の公開講座の話も少々。部屋に戻って科研の手続きをwebで片づけたところで疲れがどっと出た。まだ教授会はあるにせよ、入試も終わったし、これで今年度の仕事は基本的に終了したのではないかしらん。そのわりには解放感がないのだけれど、何か重要なことをぼろっと忘れているのかもしれない。あとは今週末に民博の研究会で大阪に行くのと、月末の台湾ぐらいのはずなのだけれど。

 夜、中村和恵の『地上の飯』(平凡社)を読み始める。
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by sarutasensei | 2012-03-07 22:32 | 買った本

眠い日。

 気がつけば10時前。耳元で大声で鳴いたうーこに起こされた。昨日、夜更かししていたとはいえ、せっかくの日曜日なのに。それでもうーこが鳴かなかったら、まだ寝ていたはず。

 遅い朝食の後、最近買った寝袋に湯たんぽを仕込み、姜信子の本を読んでいたらまたもや眠くなる。寝たり起きたりを繰り返し、4時頃に自転車で買い物へ。まずはロージナで昔ふうナポリタン。その後、増田書店で文庫と雑誌。藤澤清造は、龜鳴屋の『藤澤清造貧困小説集』ぐらいしか読んでいないけれども、なかなか面白かったので。

●西村賢太編『藤澤清造短篇集』(新潮文庫)
●ドナルド・キーン『日本人の戦争-作家の日記を読む』(文春文庫)
●『現代思想-大震災は終わらない』(青土社)

 西友で買い物をし、富士見通りでコーヒーとパンを買って帰宅。まったくベンキョウもせず、ダラダラと過ごした一日。明日は博士課程の面接なので寝坊はできない。
 
 読み終わった本。テーマは「漂泊」。
 f0091834_2240875.jpg●姜信子『追放の高麗人-天然の美と百年の記憶』(石風社)

 記憶を語り、聞くということについて、印象的な箇所をメモ。
 思うに、記憶を語る人びとというのは、過去の出来事をただ過去のこととして語っているのではありません。これまでとは違う未来へと足をふみだすために、今ここで語りおくべき物語として、記憶は語り出されている。そして、語り出されるその記憶に耳を傾けるということは、聞き手によっては、単に語り手の過去の思い出を受け取るということにとどまるものではない。「聞く」とは、今、ここから、語り手とともに未来に向かって足を踏み出そうという身構えでもあります。裏を返せば、その身構えなしには、「聞く」べきではない。そう、記憶を語り、聞くことで、語り手と聞き手は未来に対する共犯関係を取り結んでいるのです。抜き差しならぬ関係。その自覚と覚悟なしには、踏み込むべきではない関係。(p.94)

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by sarutasensei | 2012-03-04 22:53 | 読んだ本
 暖かい土曜日。南武線と京王線を乗り継いで駒場へ。「コリアン・ディアスポラの記憶を手繰る-『犠牲の状況』を超えて」を聞きに行く。明大前から井の頭線に乗り換えたのだけれど、本を読んでいるうちに終点の渋谷まで行ってしまった。読んでた本は ↓ 。まさかその直後にシンポの会場で、著者に再会するとは思いもしなかった。

f0091834_11537.jpg●姜信子『今日、私は出発する-ハンセン病と結び合う旅・異郷の生』(解放出版社)

 印象的な箇所をメモ。
(前略)私はね、ハンセン病になったからこそ、愛生園に収容されたからこそ、つくづくと朝鮮人である自分を意識したのよ、骨身に染みて差別というものを知ったのよ、ハンセン病療養所の朝鮮人だったからこそ、ハンセン病が植民地の病であることにも気づかされたのよ。
 なるほど、敗戦によって植民地の民であることをうやむやに取り消された青年泰九は、戦前も戦後も変わることなく〈非-国民〉が囲い込まれて生きる〈非-日本〉であったハンセン病療養所(国内植民地といってもよい)で、ようやく自身の病の本質に触れたのですね、日本という国が病み、日本人が病み、沖縄人も病み、朝鮮人である自身も病んだ、目にも明らかなハンセン病のそこに潜む、目に見えぬ病。植民地という病。(中略)

 植民地という近代空間は何かを切り捨て、何かを見えないようにすることで成り立つ。そんな詩人の気づきがここにはあります。植民地を産み出した日本の近代とは、「ライ」を、「朝鮮」を、弱いもの遅れたものを切り捨てることで形作られたと、植民者の息子である詩人は深く恥じ入ります。植民地という現象を近代の病としてとらえ返す詩人は、それを象徴的に「非ライを病む」と言います。(pp.158-160)
 
 この「詩人」とは、村松武司のこと。村松の(『海のタリョン-村松武司著作集』、皓星社)は先月ヤフオクで落札したばかり。
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by sarutasensei | 2012-03-03 23:53 | 読んだ本

無題。

 大雪の翌日。スーパーでお好み焼きを買い、ガッコウへ。午後は見知らぬ院生の博士論文の執筆計画書にコメントをつける作業。おもしろいテーマだけれど、アカコよりも適任者はいるだろうに。
 事務室に提出した時にはもう5時を過ぎている。そそくさと退出。車で久しぶりに立川へ。インドカレーを食べ、あれこれ買い物をして帰宅したのが8時過ぎ。

 Amazonに注文していた本が届く。「教科書に書かれなかった戦争」シリーズ、こんなにコンパクトになったんだ。

●長谷川潮『少女たちへのプロパガンダ-『少女倶楽部』とアジア太平洋戦争』(梨の木舎)

 月末の台湾でのシンポジウムの日程が公開されている。知り合いの名前がぽつぽつと。
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by sarutasensei | 2012-03-01 22:08 | 買った本