アカコの備忘録。


by sarutasensei
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赤目。

 晴れて暖かい午前。走り回るうーこの相手をしながら、與那覇潤の『中国化する日本』(文藝春秋)を読了。この人の最初の著作『翻訳の政治学』(岩波書店)はとても刺激的な沖縄研究だった。こちらも期待通りの一冊。思わず、るー大時代に同じフロアに研究室があった井川義次さんの『宋学の西遷』を注文。

 昼前、近所のリニューアルしたスーパーで弁当を買ってガッコウへ。金曜日の小テストを作成・印刷し、非常勤先の履歴書・シラバスも送ってしまう。あと、何をしたっけ。2月のシンポジウムに向けて台湾にメールを出したのと、6階の資料室で購入する中国・台湾関係の選書をしたのと、M老師の名誉教授推薦の文書を書きかけたのと。授業のない曜日だとはいえ、細々としたことを処理しているだけで、時間は経ってしまう。結局、読もうと思っていた本には手を触れることもなく帰宅。

 家に帰ってしばらくして、左目が真っ赤なのに気がついた。6年近く前にもなった結膜下出血。痛くもかゆくもないのだけれど、それにしても赤い。金曜の授業はサングラスをかけていくか。
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by sarutasensei | 2011-11-30 23:51 | 筆記

無題。

 2限中国語。出張疲れのせいか、90分がいつもより長く感じる。そのまま駅の方に歩いて、鯖の巻き寿司と納豆巻きを買う。近所の本屋で立ち読み。探していたものは見つからず、新刊を1冊。

●竹本賢三『原発小説集 蘇鉄のある風景』(新日本出版社)

 4限は院の演習。今日は沖縄の反復帰論の系譜である詩人がテーマ。石原吉郎とか寺山修司にまで話が脱線。

 非常勤先の書類とか名誉教授の推薦文とか紀要論文の誤植チェックとか、やらなければならない仕事が細々とたまっているのだけれど、疲れているので早めにガッコウを出る。
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by sarutasensei | 2011-11-29 22:28 | 買った本

大阪から戻る。

 西梅田のホテルを10時過ぎにチェックアウト。編集工房ノアのコーナーがある堂島のジュンク堂へ。同じ建物に入っている「鶴のす」が11時20分にならないと開かないので、およそ1時間は見て回ったかしらん。つい一週間前に、池袋で大量に本を買ったばかりなので、それほど目新しいものはない。新刊の雑誌と文庫を買っただけ。

●『地に舟をこげ 在日女性文学 vol.6 』(社会評論社)
●『現代思想 危機の大学』(青土社)
●坪内祐三監修・解説『銀座通・道頓堀通』(廣済堂ルリエ

 鶴のすでメンチカツとボルシチのランチを食べた後は、そのまま駅へ。高校時代に自転車で通った曾根崎の旭屋書店が、老朽化のために年内で閉店するらしい。最後にのぞいてみたかったのだけれども、億劫になって。自宅に着いたのは4時半前。うーこは寝てばかりいて、相手になってくれない。
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by sarutasensei | 2011-11-28 21:12 | 筆記

無題。

 明日は大阪の研究会で発表。ずいぶん前から決まっていたことだけれど、いつものことながら作業は遅々として進まず、昨日の夜中にようやくレジュメが完成。家のプリンタが壊れているので、ガッコウで印刷作業。途中でカートリッジが足りなくなったりと、なんやかんやで時間がかかった。

 午後、久しぶりに小金井のbroom&bloomで食事。車を停めた駅前のイトーヨーカドーで買い物をすませる。休日だけあって人出がすごい。ちょっと本屋に寄りたかったのだけれど、そんな気も失せ早々に退散。
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by sarutasensei | 2011-11-26 22:05 | 筆記

寒い日。

 これで平年なみというけれど、寒い一日。研究室もしんしんと冷えていて、衝動的に電気ストーブをAmazonで注文。エアコンも使えるとはいえ、手がかじかむとパソコン作業もやりづらいし。天気予報では、明日はもっと寒くなるらしい。夕飯は味噌煮込みうどんで暖まる。久しぶりに焼酎も飲んだ。

 次の日曜日の発表準備をちんたらと進めていたところ、急にいろいろな用事が降りかかってきた。台湾学会やら研究科の紀要やら。週末が〆切りの査読原稿もあった。

 帰宅途中に本屋に立ち寄り本を買う。今日発売の雑誌がその日のうちに手に入るなんて。沖縄にいたころは一週間はかかったものなあ。
●山内明美『こども東北学』(イースト・プレス)
●『現代思想 臨時増刊号 総特集:上野千鶴子』(青土社)
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by sarutasensei | 2011-11-21 23:41 | 買った本

籠もる日。

 雨の土曜日。同居人は休日出勤で朝早くから出て行った。二度寝をして起きたのは10時半。天気予報では暖かくなるはずなのに、部屋の中はけっこう寒い。フリースの上に袢纏を羽織り、足元には毛布。相手になってほしくてフニャフニャないてるうーこをなだめつつ、本を読んで過ごす。
 雨が止まないので郵便を玄関先まで取りにいっただけで、一歩も外に出ず。夕飯もありあわせのものですませた。寒いので酒粕をたっぷりつかった粕汁。

f0091834_21563994.jpg 陳光興(丸川哲史訳)の『脱 帝国-方法としてのアジア』(以文社) 明日、池袋のジュンク堂で吉見俊哉とのトークセッションがあるので。第一章の「脱帝国」が一番おもしろい。それにしても9ページから10ページで語られる日本の台湾文学研究者への批判、去年11月の清華大学でのシンポジウムでも同じ趣旨の発言をしていたなあ。
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by sarutasensei | 2011-11-19 21:59 | 読んだ本

無題。

 土日は基本的に家でごろごろ。昨日は年休を取り、甲府に遊びに行ってきた。立川から特急で一時間あまり。天気も良く、久しぶりに観光旅行を満喫した。

 少しずつ読んでいる『台湾新文学史』、誤植があるのは仕方がないとして、こういう記述は大いに疑問。以下は楊逵の抵抗意識を述べた箇所。
其中〈萌芽〉這篇小說完成於一九四三年太平洋戰爭期間,更是典型地顯露了楊逵的批判立場。(中略)就政治上來說,〈萌芽〉發表於皇民化運動臻於高峰的年代,小說的抗拒態度躍然紙上。小說中的女性,在書信裡在獄中的丈夫表示:「台灣的文學界,最近墮落了,有許多真實地擎著日本侵略主義的提燈在露頭角。」他的小說,既撻伐日本軍國主義,也批判台灣知識分子:那種堅定的語氣,足以睥睨他的時代。
 (p.133)
 
 「萌芽」という小説は、1942年11月の『台湾芸術』に掲載されたもの。作品を収めた『楊逵全集』第5巻によれば、該当箇所の女性のセリフはおそらく「台湾では、今、戯曲がひつぱり凧で、粗製濫造されてゐます。十月十三日からありきたりのものは上演まかりならぬと言ふ御達しが出てゐます」(p.432)だろう。陳芳明老師が使用したのは、1949年1月13日に『新生報』に訳載されたテクスト。これも『楊逵全集』に収録されているけれども、短い引用部分からも分かるように両者は大きく異なっている。少なくとも「日本侵略主義」などという言い回しは、『台湾芸術』版には見当たらない。

 戦後、楊逵が戦時中の作品に大きく手を入れたことはよく知られている。もともとの「萌芽」では、主人公の夫は「獄中」にいるのではなく、体を壊して療養中という設定。1942年のテクストからは、「小說的抗拒態度躍然紙上」という評価は導けないと思う。
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by sarutasensei | 2011-11-15 23:08 | 筆記

なにもない週末。

 ふちふなライブ・太田昌国講演会・野戦之月・民博研究会・王兵映画×2日と、先月末から何かと出かける機会が多く、疲れがたまってきた感じ。この週末は久しぶりに2日とも予定がない。先日届いた陳芳明老師の『台湾新文学史』を楽しみに、家でおとなしく過ごす。
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by sarutasensei | 2011-11-11 22:59 | 筆記

無題。

 昨日は民博まで日帰り出張。日本コロンビアが戦前に「外地」で録音したレコードについての共同研究の第一回目。関西に行くのは去年の4月以来。万博公園はもっと久しぶり。太陽の塔、ずいぶん煤けたなあ。
 民博の売店で本を1冊買う。金門研究で特集を組んでいたなんて、ちっとも知らなかった。金門って中華民国の一部であるけれども、台湾島とは違って日本の植民地支配を受けておらず、1950年代は国共紛争の第一線に置かれた島。
●京都大学地域研究統合情報センター『地域研究 Vol.11 No.1 特集1:金門島研究』(昭和堂)

 今回の研究会に先立つ共同研究で作られた「台湾編」と「朝鮮編」「上海編」の3分冊からなる詳細なディスコグラフィーをいただく。いやもうこれはものすごい資料。聞いてみたいレコード、たくさんあるなあ。純純と愛愛が歌う1939年の「厦門前進曲」とか、37年の「夜半的大稲埕」とかも。後者は作曲が鄧雨賢で吹込は純純。ディスコグラフィーを眺めているだけで、鄧雨賢の重要性がよく分かる。

 帰りの新幹線は新横浜で降りて、横浜線・中央線経由で深夜に帰宅。新横浜から1時間半もかかるとは思わなかった。これなら終点まで行って、中央線一本の方が早いし楽かもしれない。

 今日は昼前に起床。新大阪で買った551の豚まんを食べ、ダラダラと過ごす一日。うーこもよく寝てた。
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by sarutasensei | 2011-11-06 21:17 | 筆記

野戦之月。

 今日から大学祭。学部の授業は休講だけど、大学院は通常通り。授業を終え、そのまま吉祥寺へ。野戦之月海筆子の「汎やぽにあ民話-フクビキビクニ譚」は今日が最終回。小さめのテントに150人ぐらいは入っていたと思う。帰り道、吉祥寺駅前のBASARA BOOKSで文庫本を2冊購入。とても充実した一日だったけど、ずいぶん疲れた。明日は早起きして大阪まで、日帰りの研究会に行く。

 買った本。
●鴨下重彦他編『矢内原忠雄』(東京大学出版会)
●『現代思想 宮本常一』(青土社)
●山田稔『日本の小説を読む』(SURE)
●反天皇制運動連絡会『運動〈経験〉33 3.11〈災後〉の「一九六八体験」』(軌跡社)
●車谷弘『銀座の柳』(中公文庫)
●吉田絃二郎『小鳥の来る日』(新潮文庫)
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by sarutasensei | 2011-11-04 23:03 | 買った本