アカコの備忘録。


by sarutasensei
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f0091834_23059.jpg●閻連科『人民に奉仕する』(文藝春秋)

※ふと気になって調べてみると、中国関係の本ってほとんど読んでないなあ。本屋に行くと、げっそりするような本しか並んでないしね。本当に久しぶりに、現代中国の小説を読んだ。なんか、新鮮。
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by sarutasensei | 2006-08-10 02:13 | 読んだ本

無題。

●カズオ・イシグロ『わたしたちが孤児だったころ』(ハヤカワepi文庫)

※よく行く本屋で。目当ての本はまだ入荷していなかった。
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by sarutasensei | 2006-08-09 23:12 | 買った本

忘れた頃に届く本。

●『APIED vol.9 ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』(アピエ社)

定期購読している雑誌(ただし前金切れ)。久しぶりに池田浩士の文章が載っている。嬉し。
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by sarutasensei | 2006-08-08 23:12 | 買った本

最悪のプロパガンダ。

f0091834_22271975.jpg●山口仲美『日本語の歴史』(岩波新書)

※いまだに「母国語」などと書いて恥じることがない言語学者がいることを知った。
日本語という素材を大切にし、いつくしむ心が、結局は人類を豊かにするわけです。国家主義ではありません。それぞれが自らの創意工夫を凝らしてつくりだした文化を大切にしあうことこそ、人類を救うと私は信じているのです。そして、この認識を持っていれば、他民族に自国の言語を強要したりするようなおろかな真似をしないと信じているのです。(略)私たち人間は、よって立つところの母国語がなければ、文化をつむぎ出せないのです」(p.6)。

 何かを「信じる」のは本人の勝手だとはいうものの、田中克彦の『ことばと国家』が、同じく岩波新書から出たのが1981年。あの本で「母国語」なんて言葉は、完膚無きまでに批判されていたというのに。1943年生まれの著者・言語学者が、あの本を知らないなどということはありえない。

 たとえば、日本語の「強要」という「おろかな真似」によって、滅ぼされつつあるアイヌの言葉の存在を著者は知らないのか?日本国籍を持つ/持たされている北海道アイヌにとって、「母国」とはどこなのか?こういう現在進行形の事態に目をふさぎ、「国家主義ではありません」などと、カマトトぶって、「人類を救う」などと言うのだ。ヤメテケレー!おそらく著者の考える人類に、アイヌは入っていないに違いない。だから「日本語の歴史」に何があったのか、「信じる」だけで歴史を繙こうとはしないでいられるのだ。

 アイヌだけではない。「日本語」という概念の成立にとって植民地領有が持っていた決定的な意味など、全く語ろうとしない。それでいて「日本民族」によって「日本語」が、はるか昔から連綿と話されていたかのようなノーテンキな言説だけは、なんの検証もなく垂れ流される。東北ではどうだったのか?九州では?まさか江戸と上方しか、「日本語」の話者がいなかったわけではないだろうに。

 本書の最後は、「日本語には、遠い昔の日本人からの代々の熱い血と切なる思いが流れている。私も、彼らの残してくれた日本語の遺産の恩恵に浴して生きているのだと。その熱い思いをみなさんにもお伝えできたらと思っています」(p.222)と結ばれる。こういう発想を、「国家主義」と言わずに、なんと言うのだろう。 
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by sarutasensei | 2006-08-08 22:52 | 読んだ本

本をもらう 5。

●閻連科『人民に奉仕する』(文藝春秋)

※翻訳者の谷川毅さんから送っていただいた。原作「為人民服務」は、雑誌『花城』に掲載後まもなく、発禁処分になったらしい。「あとがき」によれば、中国の農民の絶望的なまでに過酷な情況が描かれているとか。
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by sarutasensei | 2006-08-08 15:58 | 筆記

どういう設定?

f0091834_2235882.jpg●シャオ・チアン『玲玲の電影日記

※S劇場で。いや~、ひどい映画だった。よく、こんなのつくりましたね。中国語のヒヤリング練習に行ったと思ってあきらめるしかない。

 そうそう、映画とは関係ないけれど、中国つながりということで。yahooで見つけたこんな記事。単なる思いつきにとどまらないところがなんとも…
<中国>高額納税者優遇 子供の入試に得点加算 福建省の市
 【上海・大谷麻由美】中国南部の福建省ショウ(※「漳」だろうね、アカコ注)州市は、市内で私営企業を経営する高額納税者の子供に対して、高校の一般入試の得点を20点加算する政策を始めた。私営企業の発展と税収を増加させるのが目的。貧富の差が入試の得点に直接影響する不公平な措置に批判が集まる一方で、中低収入の家庭からは「金持ちが特権を持つのは仕方ない」とあきらめの声も出ている。中国紙「南方週末」が3日、報じた。
 同紙によると、300万元(約4300万円)以上を納税した私営・外資企業計106社の経営者の子供が「20点加算」の資格を得た。今年6月の入試で、実際に制度を活用して合格した子供もいた。入試の満点は710点。
 全国各市の指導者にとって、私営企業の発展度合いは、自らの成績の判定基準となる。このため、ショウ州市では今年3月、私営企業を発展させるため、「20点加算」や「有料道路を2年間、無料で通行させる」などの優遇政策を打ち出した。
 中国では、スポーツの成績優秀者や生徒会活動への積極的な参加者、少数民族などに入試で得点を加算する規定がある。だが、高額納税者の子供への得点加算は珍しい。(毎日新聞) - 8月7日10時12分更新
 
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by sarutasensei | 2006-08-07 22:05 | 見た映画(など)

筋肉痛。

 昨日は、ゼミ関係の学生とボーリング。アカコは11年ぶりだなあ。ここに赴任する前に、大阪で友人とやった(その時も10年ぐらいぶりだった)のが最後だったから。このペースだと、次回は50代でやることになるのか。11年前にやった時は、140ちょいのスコアが出たのに、昨日は4ゲームやって最高121しかでない。スコアはともかく、体力的にしんどかった。ボーリングのあとの打ち上げでは、右腕に力が入らず、大皿を取り落としそうになったりして。今朝は、腰と右手の指(特に中指と薬指)の筋肉が痛いようなだるいような、変な感じ。
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by sarutasensei | 2006-08-07 09:42 | 筆記

久しぶりの戯曲。

f0091834_10422285.jpg●アリエル・ドーフマン『死と乙女』(劇書房)

※ドーフマンって訳されているから、最初は気がつかなかったたけど、『ドナルド・ダックを読む』(晶文社)の著者、アリエル・ドルフマンと同一人物なんだね。これは本棚から出てきたけど、同じ晶文社の『子どものメディアを読む』はどこに行ったんだろう?持ってるはずだけど、見あたらない。2冊一緒に並べておいたはずだけどなあ。
 ピノチェト政権下のチリで行われた数々の拷問が、戯曲の背景にある。そういえば、と思ったガルシア・マルケスの『戒厳令下チリ潜入記』(岩波新書)も、行方不明中…
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by sarutasensei | 2006-08-06 11:01 | 読んだ本
●『唐宋伝奇集(下)』(岩波文庫)
●山口仲美『日本語の歴史』(岩波新書)
●上野修『スピノザ-「無神論者」は宗教を肯定できるか』(NHK出版)
●『水声通信 No.10 ジャン=リュック・ナンシー』(水声社)

※『唐宋伝奇集』は、以前、上巻だけ買っただけで下巻を買いそびれているうちに、品切れになってしまった。最近、重版されたので、慌てて購入。なんかホッとしたけれど、読むかなあ?
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by sarutasensei | 2006-08-06 10:39 | 買った本
●アントン・パーヴロヴィチ・チェーホフ『チェーホフ・ユモレスカ』(新潮社)
●アリエル・ドーフマン『死と乙女』(劇書房)

※ドーフマンの本は、文富軾の『失われた記憶を求めて』で触れられていて、読みたくなった。AMPで購入。チェーホフは、学生時代に買った中央公論社の全集があるんだけど、本邦初訳の作品が15篇も含まれているというので。
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by sarutasensei | 2006-08-05 01:01 | 買った本