アカコの備忘録。


by sarutasensei
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2006年 07月 03日 ( 3 )

シンドイ~。

f0091834_22351771.jpg●テリー・ジョージ『ホテル・ルワンダ』
※S劇場で。息つく間もない2時間強の映画、疲れた~。でもこの映画もそうだけど、どうして簡単に「家族愛」の物語、とまとめたがるのかなあ。営業上の戦略なのかしらん。予告編で出てきた映画、全部そんな感じだった。
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by sarutasensei | 2006-07-03 22:39 | 見た映画(など)

全文必読!

 非常勤先の図書館で、萱野稔人の「暴走する国家権力の隠れみの」(『週刊金曜日』609号)を読んだ。いつもながら論旨明快。はぁ~、こんな明晰な文章、アカコも書いてみたいよ。
いま愛国心が教育基本法のなかに書き込まれようとしている。ここでも問題にされるのは、法を解釈し運用する権力に人びとがどれだけ服従しているかということだ。それに比べれば、かれらがどれだけ愛国的かということはじつは副次的な問題でしかない。なにが「愛国的」でありどのような人間が「反愛国的」なのかということは、法を運用する権力によって一方的に判断されるからだ。(中略)国家権力の側にとってみれば、愛国とはみずからに従順であるということ以外のなにものでもない。(中略)ナショナリズムは、国民の同質性や、国家と国民の一体性を強調するあまり、国家内部にある権力関係を見えなくしてしまう。だからこそナショナリズムは、国家の威信のようなものへと問題を還元したり、社会の秩序をみだす(ように見える)ものを国家の力によって強引に排除すれば問題が解決すると安易に考えてしまうのである。そこでは、国家権力への服従を拒んだり、それを批判したりするものは、「国」を裏切るものとされる。(pp.8-9)

 なにもつけ加えることはありませんね。
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by sarutasensei | 2006-07-03 11:11 | 筆記

附箋だらけになった本。

f0091834_1132859.jpg●岡真理『棗椰子の木陰で-第三世界フェミニズムと文学の力』(青土社)

※岡真理の久しぶりの単著。いや~、おもしろかった。本を読む楽しさ、醍醐味を堪能したよ。アカコにとっておもしろい本っていうのは、そこで取り上げられている本や、関連した本を読みたくなるようなそれのことだけど、『棗椰子の木陰で』はまさにそうした一冊。エジプト文学やスーダン文学なんて、アカコの専門とは一見関係なさそうだけど(でも、本当に「関係ない」のか?)、この本を読みながら、「日本の古本屋」に何冊も注文したからね。
 それにアカコが次の論文でちょっとだけ言及する予定の野上弥生子について、彼女のエジプト紀行が、植民地のエジプト女性に対等な視線を注いでいるものの、それでも野上が「まぎれもない「帝国の女」であった」ことを読み解いていく箇所なんか、目が覚めるような感じがしたよ。これは使わせていただきます。
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by sarutasensei | 2006-07-03 01:48 | 読んだ本