アカコの備忘録。


by sarutasensei
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2006年 06月 28日 ( 2 )

f0091834_1435576.jpg●山田稔 『何も起らない小説』(SURE)
※「セミナーシリーズ 鶴見俊輔を囲んで」第4弾。
 京都大学を定年になったとき、山田稔は「名誉教授」を「辞退」したんだって。事務方は、「そんなことしたら、京大の図書館が利用できなくなりますよ」って脅した(?)らしいけど、それに対する答えが、「ああ、いいです。ぼくの読みたい本は大学の図書館にはありません」だって。チョーかっこいい!こんなセリフを吐くためだけのためでいいから、アカコも「教授」とやらになってみたいな。

 数年前に、アカコの学部で、名誉教授に推薦されなかったことを怨んで、裁判まで起こそうとしたすごい人がいた。実はその人、アカコの所属する専攻のセンセイだったんだけどね。ウチの大学で名誉教授になる「メリット」って、「開学記念日」のパーティーに招待されて、タダ飯にありつけるぐらいらしいけど、やっぱ「名誉」って大層なものなのかしらん。きっと山田稔なんかとは、細胞レベルで、出来が違うんだろうね。こんなこと書くと、何かにつけてDNAの違いを持ち出したがる「帝都」の酋長っぽくて良くないかな。
 そういや、ふだん反体制的なことを書いたりしゃべっている、世のあまたのセンセイたちのなかで、「名誉教授」を「辞退」した人はどれぐらいいるんだろう。アカコのまわりでは、ひとりも思いつかないぞ。それどころか勲章なんかをもらって喜んでる人、けっこう多いからなあ。

※京都の寺町二条にある「三月書房」のブログ(7月3日)にも、 『何も起らない小説』について言及されているのを発見。アカコがこのシリーズを知るようになったのは、そもそも三月書房のHPからだったんだけど。大学院生のころ、この近くにあった東方書店でバイトをしていたので、そのころから昼休みの度に足を運んだ、アカコの大好きな本屋の一つです。(7月5日追記)

●斎藤貴男『ルポ 改憲潮流』(岩波新書)
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by sarutasensei | 2006-06-28 19:41 | 読んだ本

大学生協で。

●細馬宏道『絵はがきの時代』(青土社)
●後藤浩子『〈フェミニン〉の哲学』(青土社)
●『岩波講座 アジア・太平洋戦争 7 支配と暴力』(岩波書店)
●杉原薫・玉井金五編『増補版 大正・大阪・スラム-もうひとつの日本近代史』(新評論)

※大学生協に注文してた本。本を読むスピードが追いつかず、未読本の山が高くなるばかり。速読術って、マスターしたらホントに速く読めるのかな?ちょっと興味はあるけれど、速読術の本を買うのはもったいないな。
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by sarutasensei | 2006-06-28 19:22 | 買った本