アカコには難しい。
2007年 08月 22日
●竹村和子『フェミニズム』(岩波書店)
●ありむら潜『最下流ホームレス村から日本を見れば』(東信堂)
※竹村和子の本、ところどころオッと思わせる刺激的な箇所もあるけれど、チンプンカンプンなところも多々あって、クヤシイ。
「あとがき」には次のように書かれていて、ショックを増幅。
(前略)どのように書くかまだ構想がまとまっていないときから、自分に課した心構えが二つあった。一つは、フェミニズムが「苦手」な人にも読んでもらえる本にしたいということ、もう一つは、そのためにも、専門領域に分化し、理論的にも先鋭化されているフェミニズムを、多様性を損なわないで、できるかぎり筋道をつける努力をしてみようということだった。そりゃあ、「フェミニズムが「苦手」」なアカコも読み通したけどさ、ちゃんと読めたのかどうかは心許ない。
(pp.127-128)
ありむら潜のブックレットは、すすすっと読めた。
by sarutasensei
| 2007-08-22 23:19
| 読んだ本