縊り残され花に舞う。
2007年 01月 25日
昨日1月24日は、96年前の1911年に、「大逆」事件によって幸徳秋水たち11人が処刑された日だった。管野須賀子は翌25日に殺される。「春三月縊り残され花に舞う」(大杉栄)
徳冨健次郎の『謀叛論』をちらちら読んでいるけど、違和感続出。一箇所だけ感心したのは、この表現。
まあ、死刑反対のためとはいえ、天皇制への跪拝ぶりにゲンナリ。頭の「口直し」に、久しぶりに『黒旗水滸伝』でも読み直すか。
徳冨健次郎の『謀叛論』をちらちら読んでいるけど、違和感続出。一箇所だけ感心したのは、この表現。
第二に疑問を起せと申しますのは、人間はドウモ他人を奴隷にしたがり、また自分もなりたがるものでありますが、吾人は飽まで自由でなければなりませぬ。筍でさえも時が立てば皆な一枚一枚皮を脱して、ソレゾレ独立するではありませぬか。(「眼を開け」p.29)タケノコかあ…でもこのセリフ、「美しい国 ニッポン」の卒業式の「贈る言葉」なんかに、けっこう使えるんじゃないかしら。
まあ、死刑反対のためとはいえ、天皇制への跪拝ぶりにゲンナリ。頭の「口直し」に、久しぶりに『黒旗水滸伝』でも読み直すか。
by sarutasensei
| 2007-01-25 01:09
| 筆記