アカコの備忘録。


by sarutasensei
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

届いたその日に読んだ本。

f0091834_1435576.jpg●山田稔 『何も起らない小説』(SURE)
※「セミナーシリーズ 鶴見俊輔を囲んで」第4弾。
 京都大学を定年になったとき、山田稔は「名誉教授」を「辞退」したんだって。事務方は、「そんなことしたら、京大の図書館が利用できなくなりますよ」って脅した(?)らしいけど、それに対する答えが、「ああ、いいです。ぼくの読みたい本は大学の図書館にはありません」だって。チョーかっこいい!こんなセリフを吐くためだけのためでいいから、アカコも「教授」とやらになってみたいな。

 数年前に、アカコの学部で、名誉教授に推薦されなかったことを怨んで、裁判まで起こそうとしたすごい人がいた。実はその人、アカコの所属する専攻のセンセイだったんだけどね。ウチの大学で名誉教授になる「メリット」って、「開学記念日」のパーティーに招待されて、タダ飯にありつけるぐらいらしいけど、やっぱ「名誉」って大層なものなのかしらん。きっと山田稔なんかとは、細胞レベルで、出来が違うんだろうね。こんなこと書くと、何かにつけてDNAの違いを持ち出したがる「帝都」の酋長っぽくて良くないかな。
 そういや、ふだん反体制的なことを書いたりしゃべっている、世のあまたのセンセイたちのなかで、「名誉教授」を「辞退」した人はどれぐらいいるんだろう。アカコのまわりでは、ひとりも思いつかないぞ。それどころか勲章なんかをもらって喜んでる人、けっこう多いからなあ。

※京都の寺町二条にある「三月書房」のブログ(7月3日)にも、 『何も起らない小説』について言及されているのを発見。アカコがこのシリーズを知るようになったのは、そもそも三月書房のHPからだったんだけど。大学院生のころ、この近くにあった東方書店でバイトをしていたので、そのころから昼休みの度に足を運んだ、アカコの大好きな本屋の一つです。(7月5日追記)

●斎藤貴男『ルポ 改憲潮流』(岩波新書)
[PR]
by sarutasensei | 2006-06-28 19:41 | 読んだ本