アカコの備忘録。


by sarutasensei
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もう半分も。

 6月になったと思ったら、もうほぼ半分。来週の週末は、研究会の発表のため関西に行くのに、仕事に追われてなかなか準備がはかどらない。この研究会は、準備不足だったり、発表が曖昧だったりすると、ボコボコにされる恐~い研究会なのに。
 今朝は、教育実習に行っているゼミの学生の研究授業を見学するために、不慣れな道を一時間ほど車で移動。それが終わって大学に戻り、学部改組や入試方法の変更についての専攻の会議。3時からは臨時の教授会。珍しく早めに終わってやれ嬉しや、と思ったけれど、その後で明日の満洲文学の予習に4時間ぐらいかかった。まあ、こっちは仕方ないか。
 川村湊の次に、岡田英樹の『文学にみる「満洲国」の位相』を読んでいるけれど、3年生には難しかったかもしれない。でも、満洲文学と台湾文学の類似点と同時に、その違いについても考えさせられて、アカコにはおもしろい本なんだけどね。明日やるところで言えば、戦時期に満洲では国策に沿って、「明るい」作品が求められるけど、台湾でも同じような話があった。台湾人文学者が描く「暗い」作品に対して、それは「糞リアリズム」だ、もっと「明るい」作品を書けと、日本人からプレッシャーをかけられる。「解放」後の中国もそうだけど、権力者は「明るい」作品が好きなのね。
 そう。「国策」で思いだした。前回の教授会で、学部の改組が話題になっているときに、新しい組織ができたら重要なポジションにつくのだろうな、と目されている教員が、「国策を推進するためにも、がんばります」なんて発言をするものだから、眠気がすっとんだ。よっぽどヤジってやろうかと思ったけれど、最近はアカコも少しオトナになったので我慢。今の学部長、とてもいい人だしね。それにしても、「国策」なんて言葉が、揶揄の対象ではなくて、肯定的に使われるなんて、ヒデー時代になったもんだ。
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by sarutasensei | 2006-06-14 23:48 | 筆記