人気ブログランキング | 話題のタグを見る

アカコの備忘録。


by sarutasensei
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

寒い日。

 寒い休日。明け方に黒白猫が布団に入り込んでくる。嬉し。

 昼前に近所の病院でインフルエンザの予防接種。腕をまくって、と言われ、医者と話をしているうちに終わってた。注射をされているのに気づかない注射。まさに神業。
 そのまま富士見通りでパンを買って、図書館経由で研究室へ。コーヒーを入れパンを食べ、本を読んでいるうちに、春入試の説明会の時間。時間通りに2時間で終わり。寒くならないうちに帰宅。

 夕食後、ホットカーペットの上で毛布を被っていたら寝ないわけないな。

 沖縄に行ってきたカン、「「首相という立場できちんと考えを伝えることができた。今後(沖縄との)コミュニケーションを深めていく大きな一歩となった」と成果を強調した」のだそうな。沖縄では「植民地視察」と酷評されているのに。
 「市民派」菅直人は、軍隊と警察に守られ、なおざりで一方的な植民地視察を行いました。
 一人の市民とも出会わず、県知事の言葉も遮るように無視し、ここ何十年も自民党がやってきたのと同じように、彼のニーズを「理解」し、彼らの為に沖縄は、痛みも苦しみも、事故もレイプも、犯罪も屈辱も「甘受」せよと押し付けて帰って行きました。

 今学期の授業のひとつで植民地観光をテーマにしてる。植民者は見たいものを見るために植民地に来て、それを旅行記に記す。それ以外の「ノイズ」を書き込んでしまったテクストは、今読んでもおもしろいのだけれども。例えば北原白秋の「華麗嶋風物誌」が表現してしまった植民者の不安とか。これ、もう少し先に書く予定の「植民者の不安」文学の材料。
 それに比べてカンの視察とそのコメントの厚かましさと凡庸さといったら。
by sarutasensei | 2010-12-18 23:34 | 筆記