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アカコの備忘録。


by sarutasensei
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くたびれた。

くたびれた。_f0091834_23345677.jpg●佐多稲子『夏の栞-中野重治をおくる』(新潮文庫)

※明け方、暑くて寝苦しいと思ったら、最低気温が22℃を超えていたのね。最高気温は25.1℃、2月中旬にして、早くも夏日とは…。
 佐多稲子の文庫を20年ぶりに再読。次は中野を読もうか、佐多の小説にしようか、はたまた買いっぱなしになっている寺島珠雄の大作『南天堂』にしようか、と贅沢な悩みを悩む。

 午後、板垣雄三の話を聞くために沖縄大学へ。1931年生まれだというから80歳近いというのに、声にはりがあるし、何よりも話が明晰。モンガイカンのアカコにもとてもよく分かる講演会だった。
 配布されたレジュメの、「欧米の反ユダヤ主義の「償い」の責任をパレスチナ人に背負わせて、人間の尊厳の回復のためにたたかうパレスチナ人の闘いとそれに連帯する運動とに「反ユダヤ主義」のレッテルを貼って非難する」という一節が印象的。

 質疑応答の時間を入れると3時間半も堅い椅子に座っていたことになる。出がけに不味いカレーマンを2つ食べただけでお腹もすいてきたので、最近よく行く軽食屋で夕食をとり、その後、自宅近くの本屋で買い物。
●鳥山淳編『沖縄・問いを立てる 5 イモとハダシ-占領と現在」』(社会評論社)
●半藤一利『それからの海舟』(ちくま文庫)
 『沖縄・問いを立てる』はこれで全巻完結。全6巻のうち、まだ2冊しか読んでない。春休みにはなんとかしないと。

 家に着いたら、amazonとampで1冊ずつ。
●洪潔清『どうしてそうなる?中国語』(白帝社)
●中村和恵『降ります-さよならオンナの宿題』(平凡社)
 中村和恵は、みすずの新刊『ドラゴンは踊れない』の翻訳者。昔、『早稲田文学』に連載していた「帝国を飼いならせ」を読んで、ファンになった。彩流社から出版された『キミハドコニイルノ』は読んでいたけど、2001年に平凡社からエッセイ集が出ていたのはウカツにも知らなんだ。それにしてもampでの購入金額が1円というのは、なんだか申し訳ないような。
by sarutasensei | 2009-02-14 21:49 | 読んだ本